第5文型(SVOC)には、目的語が1つだけ存在するので、一通りの受動態が作れる。受動態の文型は第2文型(SVC)になる。

SVOCのCが名詞や形容詞の場合

SVOCのCが不定詞や分詞の場合

SVOCのCに不定詞や分詞がくるときでも、Oを主語にした受動態が作れる。

SVOCのVが使役動詞や知覚動詞の場合

SVOCのVが使役動詞や知覚動詞のとき、Cにto不定詞ではなく原形不定詞をとるが、受動態になるとto不定詞に変わるので注意が必要である。

haveを用いた受動の意味を表す表現

使役動詞のhaveを使い、<S+have+O+C(過去分詞)>というかたちで受動の意味を表す文を作ることができる。「SはOをCしてもらう」(使役)と「SはOをCされる」(被害)という2つの受動の意味を表す。どちらで訳出するかは文脈で判断する。このとき、OとCの間には必ず受動関係が存在している。


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