a. 能力・可能(~できる)

主語自身にある能力が備わっていることを意味する。

状況や条件が許すので何かをすることが可能であることを表す。

時制の一致を起こすと、canはcouldになる。

canの代用としての<be able to>

法助動詞は2つ続けて用いることができないため、未来時制完了時制でcanを用いるときは代わりに<be able to 動詞原形>を用いる。

[FYI] canとbe able toの違い

現在時制の場合、canを用いるのが普通である。be able toを用いた場合、能力の一時的な有無を強調することになる。このためbe able toは主に生物の主語をとる傾向にある。

特に過去時制の場合、couldはできる能力があったかどうかを表し、[was | were] able toは能力の有無に加えて実際にできたかどうかを問題にする。

否定文では両者の区別はない。

また、習慣的に「~できた」という意味ではcouldを用いることができるが、「(たまたまその時1回だけ)~できた」という場合にはcouldを用いず、be able toを用いる。

b. 可能性(~でありうる)/推量(~かもしれない)

c. 許可(~してよい)

mayよりも口語的な印象を与える。

許可を求める疑問文に対する応答

応答には、Yes, you can. / No, you can’t.以外にも次のようなものがある。特に不許可の応答の場合、No, you can’t.だけでは不許可のニュアンスが強すぎて高圧的に聞こえるため、一言添えることが多い。

【許可】
Yes, of course (you can).(もちろんです) / Sure.(どうぞ) / Go ahead.(さぁどうぞ)
【不許可】
I’m afraid you can’t. / I’m sorry, but you can’t.(すみませんがダメです)

d. 依頼(~してもらえませんか)

<Can you ~?>で依頼を表す。canの代わりにcouldを用いると丁寧さが増す。


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