have toの表す意味は、基本的にmustの用法に準じると考えてよい。

法助動詞のmustと違い、have toは<助動詞have+to不定詞>のかたちを持つため法助動詞と組み合わせて用いることができる。過去形はhad toになる。イギリス英語では、<have got to不定詞>のかたちを取ることもあり、さらに、くだけたアメリカ英語ではhaveが省略されて<got to不定詞>と表現されることもある。

have toの発音
have toの発音に注意すること。have toは(母音の前)/ə(子音の前)、has toは(母音の前)/(子音の前)、had toは(母音の前)/(子音の前)と発音する。

a. 必要(~しなければならない)

have toは客観的な必要性を表わし、主観的な必要を述べるmustに比べて響きが柔らかい。

b. 強い推量(~にちがいない)

c. その他:have only toとhave yet to

have only toは、「~しさえすればよい」の意味を表す。口語ではonly have to/have just toとも言う。

have only to ~:~しさえすればよい

have yet to ~:まだ~していない

have yet toは「まだ~していない」の意味を表す。


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